この工芸館は熊本城の北東に位置し、地元の工芸品の振興を目的としています。1階の大型販売店は伝統工芸品を取り揃え、2階のギャラリーでは熊本の指定工芸品を展示しています。 館内で紹介されている主な工芸品は以下の通りです。 • 肥後象嵌 肥後象嵌とは、彫刻された鉄地に銀と金の象嵌を施した装飾的な金工品です。そのルーツは、細川忠興(1563-1646)の保護の下で盛んになった17世紀まで遡ります。 • 陶磁器 小代焼、高田焼、天草焼など地元の陶磁器が展示されており、どれも約400年の歴史を持つ伝統工芸です。 • 民芸品 ここでの目玉は、神社や塔を大きく精巧に紙で再現した「山鹿灯籠」の展示です。600年前からの伝統として、灯籠は神社に奉納されています。 • 郷土玩具 館内では、熊本で作られた伝統的な玩具として人気の高い、粘土でできた猿(木葉猿)や木でできた人形、色のついた木綿の紐をもみ殻の芯に巻きつけた装飾的な玉「肥後まり」などを展示しています。 • 実用品 他にも、竹を編んで作った籠や箱などの便利なものや、家具から窓の鴨居などの木工品、竹の骨組みに和紙を貼り付けて作った「来民うちわ」などが展示されています。 刀鍛冶が盛んだった武家の町の伝統を受け継ぎ、今日でも金工職人は、包丁から庭ばさみまで、高品質の刃物を製造しています。大きなものでは、2つの天守閣の屋根にあるような鬼や鯱の