泉北ニュータウン光明池地区の住宅街の中にあり、「しりぶかがし」が多く繁茂する社叢(しゃそう)が広く緑をたたえ、他にくす、さかき、あらかしなどの照葉樹林の姿もみえます。「しりぶかがし」はブナ科マテバシイ属の常緑中高木で、近畿地方以南から台湾・中国大陸南部に分布し、以前は泉北丘陵にも比較的多く分布していたようです。秋には堅果が成熟し、この下部の中央がやや三角状に深くえぐれることから「尻深(しりぶか)」の名がつきました。社叢(「やしろのもり」のこと)に百本近くを数えるこの森は、造成前の泉北丘陵の原植生を知る貴重な手がかりを与えてくれます。しりぶかがし社叢は大阪府の指定天然記念物となっており、大阪みどりの百選の一つです。