天満神社は、著名な学者・詩人・貴族であった菅原道真公(845~903)が参拝した場所といわれている。道真は、京都から九州に向かう途中、御手洗に立ち寄り、井戸で手を洗ったといわれている。このエピソードが「御手洗」の名の由来となっている。道真公の死後、道真公は学問と文筆の神様である天満大自在天神として祀られている。1755年、御手洗で最初の天神様を祀る神社が満州寺の境内に創建された。1871年(明治4年)、道真が手を洗ったとされる井戸の横に新たな社殿が建てられ、満州寺にあった像が現在の天満神社に移された。現在の社殿は、大正6年(1917年)に御手洗の住民の寄付により建てられたものである。 神社の入り口には鳥居が立っており、神聖な空間への入り口となっている。桜並木が続く参道の左手には、参拝の際に手や口を洗うための伝統的な洗面台がある。この洗面台は大きな硯のような形をしており、学問や書物との関わりを象徴している。洗面台の横には、天神様の神社でよく見かける、使い古された書道用の筆を記念して作られた「筆塚」がある。その右手には、道真公の詩が刻まれた大きな石碑があり、道真公の人生にお世話になった人々への深い謙虚さと尊敬の念が込められています。また、御手洗生まれの冒険家であり、明治35年から明治36年にかけて自転車で世界一周をした中村春吉(1871-1945)を讃える石碑がある。 参道から階段