かつて木津川はよく氾濫を起こし、長いあいだ人々に大きな被害を与え続けてきた。惣墓(共同墓)五輪塔は、木津川の氾濫で亡くなった人々の供養のために鎌倉時代の正応5年(1292)に建立されたものと思われる。また、永仁4年(1296)と永禄5年(1562)の追銘もある。鎌倉時代の造立銘のある五輪塔として貴重で、重要文化財に指定されている。