日部神社

堺・・免費入場

本殿は建築様式や技法、本殿前にあった石燈籠に正平24年(1369年)の製作年代が刻まれていることなどから、その頃に建立されたと考えられます。柱の間を飾る蛙の足のような形をした蟇股(かえるまた)という部材には、祭神である牛頭天王(ごずてんのう)にちなんだ牛、唐獅子、碁を打つ二人の人物、鳩と松、鴛鴦(おしどり)など、さまざまな彫物があり、石燈籠とともに重要文化財に指定されています。また、石燈籠は四角形のすっきりとした美しさと、和泉砂岩の細かい石質を生かした装飾性豊かな彫刻に特色があり、笠の上には近畿地方の燈籠には珍しく火炎宝珠(かえんほうじゅ)をのせ、各部材には四天王立像・宝相華唐草文などが彫られています。制作年代の判明する工芸的に優れた石燈籠として大変貴重な作品です。神門は、桃山時代の様式を受け継ぐ17世紀前期の四脚門で、平成20年に堺市指定有形文化財に指定されました。

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