元は大阪府南河内郡千早赤阪村小吹に明治初年まで所在した浄土寺にありました。台石の正面には嘉元二二(四)年丙午の年号が刻まれており、鎌倉時代の嘉元4年(1306年)に製作されたものと考えられます。軸石(塔身)の正面には阿弥陀仏を浮彫りにし、他の三面には梵字(ぼんじ)を刻んでいます。相輪部分(塔の先端)は一石ですが、その先端は欠けています。この種の石塔はもっぱら供養塔として用いられ、類例はいろいろある中この塔は均整のとれた美しいものです。昭和30年に重要文化財に指定されています。