横峯遺跡は、種子島で初めて発見された旧石器時代の遺跡です。発掘調査によって旧石器時代・縄文時代草創期・縄文時代早期という3つの時期にわたって、人がこの地に住んでいた跡が見つかりました。 旧石器時代の層は、3層確認されました。特に種IV火山灰と呼ばれる約3万年前の火山灰の下にある層で見つかった礫群は、国内最古級の調理場跡の発見として大変注目を集めました。また、敲石や台石、磨石、礫器も見つかっています。 3万年前の遺跡は、全国的にも発見例が少ないのですが、種子島では、横峯遺跡の他にも局部磨製石斧が出土した中種子町立切遺跡や日本最古級の落とし穴遺構が見つかった大津保畑遺跡などがあって、内容も豊富です。 こうした種子島の旧石器遺跡群は、琉球列島の旧石器文化の成立やその性格・内容を研究するうえで、学術的に大変重要であることがわかっていて、後世に守り伝えていくべき貴重な文化遺産といえます。