硫黄山は二十以上の火山からなる霧島連山の一部です。 江戸時代(1603〜1867)の噴火の際に形成された硫黄山は、霧島連山で最も新しい火山です。過去数年にわたって火山活動がみられますが、その活動は火口と噴気口から水蒸気を放出するのみにとどまっています。 硫黄山は形成以来数回噴火しており、最近の活動は火山性構造性地震が観測された2013年に始まりました。2015年7月、火口の南側から火山ガスが噴出しているのが観測されました。2018年4月19日には南側で噴火が発生し、4月20日に西側で火山活動が始まりました。 2018年4月21日、九州の主要な水路のひとつである川内川の支流、長江川に、硫酸やヒ素などの重金属を含むお湯が流入したことによって川の水が汚染され、濁っていたことがわかりました。えびのの大原橋では、川のpHレベルが2.1に低下しました。この水質の変化により、宮崎県と鹿児島県の多くの農家が、2018年の米の生産を断念することを強いられました。 火山はその破壊的な性質から、しばしば否定的なイメージを持たれますが、火山地域には人間が繁栄してきた長い歴史があります。正に、地元の住民は長くこの火山から硫黄を採掘し、温泉で癒されてきました。地元の人も観光客も、山腹の栄養が乏しい土壌で咲き誇るミヤマキリシマツツジを鑑賞しにやってきます。春の終わりから初夏にかけて、ピンクと紫の花々で