この標高1678mの高山は、都留市にとって非常に重要な山であり、神道、仏教双方でゆかりの地とされています。この山には、9世紀初頭に建てられた、男性の先祖神であるイザナギに捧げられた神社があります。 時代を通じて、この山そのものが宗教的礼拝の対象とされてきました。 さらに御正体山は養蚕の守護神である御正体権現として崇拝されるようになりました。 御正体と仏教の関係は、妙心上人が1813年に苦行のために入山した時から始まりました。妙心上人は、入山して始めの5年間熱心に活動し、多くの信者を集めました。 妙心上人は、1815年、まだ生きている間に仏に達したと信じられています。この時はわずか38歳という若さでした。 その2年後に入定しミイラとなりました。このミイラは当初、山の斜面にある妙心の所有していた小さな上人堂に祀られましたが、後に彼の故郷の寺院に移されました。 それ以来、この上人堂は廃墟となっています。