釧路濕地

釧路濕地

釧路市・自然・免費入場

釧路湿原には、多くの稀少・固有な動植物が暮らしています。絶滅が危惧されているタンチョウ (学名: Grus japonensis) の集団が日本で唯一生息しているほか、最終氷期からこの地域に存在している種もいます。この原始的な低地は、日本最大の湿原を形成しており、その環境は約6,000年前に海面が下がって以降ほとんど変わっていません。釧路湿原はラムサール条約(Ramsar Convention)で保護されています。ラムサール条約とは、湿地の保存のための国際条約です。 氷期 約3万年前、(ウィスコンシン氷期と呼ばれる) 最終氷期の中でも一番寒い時期の間、海面は現在より100mも下がっていました。当時は、陸橋が樺太島を通して北海道とユーラシア大陸をつないでいました。それにより、動物たちが大陸から北海道に渡ってきました。数千年にわたって気温が上昇すると、氷河は溶けて海面は上昇し、現在釧路湿原となっている地域は海に沈みました。 海の変化 およそ6,000年前に、気温と海面が再び下がり、この低地は陸地になりました。先史社会の人々は、釧路湿原の周囲にある高台沿いに貝塚を残しました。これらの貝塚は、海面が時とともにどう変化してきたかを示しており、かつては海岸線がさらに内陸側にあったことが分かります。海岸線が退いた後には、いくつかの湖と池が残りました。

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