土佐清水の人々にとって、森は長年にわたり、薪や建築資材の供給源となってきました。しかし、清水湾の小さな島である鹿島では、木が切り倒されたことはほとんどありません。この島は神聖な場所であるとされ、地元の神社で漁師たちが大漁を祈願してきたのです。現在では、鹿島は島ではありません。埋立プロジェクトで島と本土のあいだに陸地ができたからです。とはいえ、緑豊かな森は、近代世界が土佐清水に追いつく前の様子を留めています。訪問者は森を散策し、豊かな植生を楽しみ、隣接する清水港から漁船が出発するのを眺めることができます。