十和田湖は秋田県と青森県の県境に位置しています。面積は61.11平方キロメートルで、約10キロメートル四方の大きさです。最深部の深さは326.8メートルもあり、日本で3番目に深い湖です(2018年時点)。 かつてほとんど人気のなかった湖畔地帯を生まれ変わらせたのは、和井内貞行(1858年~1922年)です。和井内はヒメマスを湖に移入して、養殖産業を創始することに成功しました。今日ではそのヒメマスが十和田一帯の特産品となっており、年間水揚げ量は10トン以上に上ります。ここ発荷峠から目前に見えているのは御鼻部山です。後ろには八甲田連峰、右手には中山半島と御倉半島が見えます。麓に目を下ろすと和井内ふ化場が目に入ります。和井内ふ化場では今日に至るまでヒメマスの養殖を続けています。