「パートナー」とされる近くの同じくカルデラ湖の支笏湖よりもわずかに小さいながら、その美しさに差はない洞爺湖は、支笏湖よりも先に誕生しました。洞爺湖はおよそ110,000年前の火山噴火によって形成されました。その後の火山活動は、洞爺湖最大の特徴である湖の中央に浮かぶ小島のグループを作り出しました。この小島はまとめて中島(中央の島)と呼ばれており、このエリアで最も人気のある観光名所の1つになっています。南岸の温泉ホテルからは、洞爺湖、中島、そして背景に堂々とした羊蹄山をとらえた壮大な景色を楽しむことができます。同じく南側には有珠山があります。有珠山は20,000年ほど前に火山活動を始めたばかりですが、過去350年間に8度噴火し、今世紀にも1度噴火しています(2000年)。およそ100数年前に発生した噴火は、現在多くの人々を惹きつける南岸の温泉を作り出しました。まさに洞爺湖とその見事な周辺は、いかに火山が美しく多彩で果てしなく魅力的な風景を創造できるのかを示す、完璧な例と言えるでしょう。