天狗山(532.5 m)頂上付近の5つの展望台から小樽の街と小樽港の眺めを楽しむことができます。晴れた日には石狩湾の向こう側に暑寒別岳(1,491 m)を見ることができます。天狗山の西方には山の多い積丹半島が日本海に突き出ています。天狗山の上部斜面まで約4分で行く小樽天狗山ロープウェイを使うと展望デッキまで簡単にアクセスできます。 眼下に見える街 天狗山から見ると、小樽の街が海岸線を抱え込んでいる様子がよくわかります。この街は勝納川の河口付近に作られた小さな港から始まりました。その後19世紀後半に最初の鉄道が開通すると、町は鉄道に沿って港の北端の手宮桟橋に向かって発展しました。 石炭桟橋までの鉄道線路跡は今でも街の中心部分に見ることができます。運河近くに建てられた19世紀と20世紀初頭の優美な銀行やホテルが街の繫栄や、住民たちの保存活動の証を彷彿とさせます。 北海道へのスキーの伝来 天狗山は、北海道で最も歴史あるスキー場の1つであり、1923年の第1回全日本スキー選手権大会の開催地として役割を果たしました。スキーはオーストリア=ハンガリー帝国のテオドール・フォン・レルヒ中佐(1869年–1945年)が新潟県で日本の歩兵第58連隊に技術を教えた1911年に日本に導入されました。高校教師が1912年に新潟でスキーの方法を学び、生徒のためにスキー板を持ち帰ったことで小樽に伝わりまし