自然の浄水装置 非常に小さな赤島は、福江島の東海岸付近の沖合に浮かんでいます。赤島のRed Islandを意味する名称は、この島のどこでもみられる酸化し赤みを帯びた火山灰の色に由来します。赤島は玄武岩でできており、海岸線の周辺には比較的年代の新しい火山放出物の広く浅い層があります。港のすぐ近くには大部分が水中に浸かっている玄武岩柱の連なりがあり、海からは柱の先端だけが突き出ているものの、個々の柱の水晶の結晶に似た形状からこれが石柱群であることが見てとれます。しかし、島の玄武岩質の土壌は、現在10名いる住民が水を調達するのを困難にします。水は水溜まりや小川をつくることなく多孔質玄武岩に染み込んでしまうため、住民たちは用水のために雨水を集めることを強いられます。岩を通ることで水はろ過され、きれいになります。このきれいな水は海に流れ込んで多くの魚や甲殻類を引き付けるので、この地域は釣りの人気スポットとなっています。