蕪島へようこそ。ここは青森県八戸から太平洋沿岸を通って福島県相馬市まで続く長距離遊歩道「みちのく潮風トレイル」の最北端です。 蕪島は八戸地域の住民に神聖な場所と考えられています。昔、漁師たちはここに巣を作るウミネコを豊漁の吉兆を告げる神の使いと考えていました。丘の上には、1269年に創建された蕪嶋神社があります。この神社は、芸術、知恵、航海の神である弁財天を祀っています。この神社は2015年に火災で焼失したものの、5年の歳月をかけて再建され、2020年に再び参拝できるようになりました。 2月から8月にかけて蕪島を訪れる人が最初に目にするのは、この時期ここで暮らす大量のウミネコ(Larus crassirostris)です。ウミネコの重要な繁殖地である蕪島は、1922年に国の天然記念物に指定されました。4万羽ものウミネコが繁殖のために蕪島に飛来し、その猫のような鳴き声はかなり遠くからでも聞こえます。ウミネコのフンが当たると縁起が良いと言われていますが、降ってくるフンを避けたいなら、神社に続く階段付近に置かれている傘を利用してください。 蕪島の歴史やウミネコなどについてより詳しく知りたい人は、近くにある蕪島休憩所を訪ねましょう。