山のふもとに広がる貴重で管理状態の良い、多様な生態系を抱える草原のため、三瓶山は大山隠岐国立公園の一部として指定されました。かつて草原は牛の牧草地などとして地域の農家によって使われていました。草原は、豊富な動植物の多様性を促す、火入れと呼ばれる慣習によって維持されています。 山の草原 1963年に三瓶山が大山隠岐国立公園に組み入れられた時には、山のほとんどが草原に覆われ、牛や馬の牧草地として利用され、牧歌的な風景を作り出していました。こ管理された草原が独自の生態系と生物の多様性を支えています。このような場所は日本ではまれですが、三瓶山では今も保護されています。 三瓶山の草原の価値 環境が人類と自然との対話を通じて形作られたように、三瓶山の草原にも多くの独特な働きと用途があります。草原は、水を貯え、家畜のための飼料を育て、伝統的な屋根の材料を提供し、肥料としての役割も果たしました。草原はまた絶滅の危機に瀕したユウスゲやオキナグサのような植物や、ダイコクコガネのような昆虫に重要な住処を与えています 保護活動 力強い三瓶山の生態系は地域の人々により、保護され守られています。三瓶山周辺の小学生は、ユウスゲやオキナグサを草原に植え、育てています。毎春、西部では、火入れ(大地に火をつけ、焼き払った地域で新しい草を栽培する方法)が行われます。加えて、草原は定期的に刈り取られ、草原を浸食する