「古墳」として知られる、古代の埋葬塚が今もなお日本中で無数に残っている。しかしながら、「装飾古墳」は約700基にすぎず、そのうちの200基は熊本県にある。山鹿には、古墳時代(300–538)に支配階級のために建てられた埋葬塚に因んで名付けられた、この時代におけるこの固有の文化遺産に特化した総合博物館(古墳館)がある。 博物館(古墳館)の設計と構造 熊本県立装飾古墳館は、世界的に有名な建築家である安藤忠雄により設計された、巨大な2階建て博物館である。1階の常設展示室では、熊本の遺跡やこれらの装飾墓の内部で見つかった出土品が紹介されている。また、回転式特集陳列を行う展示スペースがある。熊本県立装飾古墳館の一番の見どころである、これらの装飾墓の復元は、地階に設置されている。 歴史を近くで見る チブサン古墳の玄室と同じく、いくつかの玄室は来訪者に公開されているが、一般公開されていないものもある。熊本県立装飾古墳館は、熊本県にある12基の埋葬塚の中で見つかった石室を苦労して精密に復元したものを所蔵している。これらのレプリカの内室のいくつかについては、リモートカメラを用いて間近で見ることができる。 英語と日本語による説明文により、玄室の内部で見つかった、描かれたまたは刻まれた模様についての背景情報が分かる。例えば、多くの墓は、儀式上の目的のためであったであろう円形または鏡の様なデザインを