公園の誇り 北岳は富士山に次いで日本で2番目に高い山です。北または南から見ると、標高3,193メートルのこの山の頂上は壮大なピラミッド型をしています。山の東側の山腹にある高さ600メートルの断崖、北岳バットレスは、日本で最も高い岩壁であり、多くの登山者を惹きつけます。北岳は富士山よりも標高が約580メートル低いものの、森林限界は富士山より高い2,700メートルという驚異的な高さを誇り、山の上部は豊富な植物相が特徴です。北岳の有名な高山の花畑は、7月と8月が最も色鮮やかです。 山頂からは、南東に富士山、南に間ノ岳(日本で1位と3位の高峰)、北西に仙丈ヶ岳、北に甲斐駒ヶ岳が一望できる素晴らしい眺めが広がります。北岳は地殻隆起により年間約3ミリ隆起しているため、約20万年後には富士山の高さに追いつくはずです! 伝統的に、北岳の登山者は広河原登山口(標高1,550m)から登山を開始します。近道であった大樺沢沿いのルートは2022年に橋が流されて以降通行止めとなり、今あるのは森の中を通る長距離のルートのみだけです。白根御池小屋 (標高2,200m) では、頂上まで3つのルートから選ぶことができます。その中には、7月に入っても雪に覆われた渓谷を直接登る高難度のルートもあります。